会費制ウェディング？

もうすぐ梅雨が近づいてきた…そんな気配もするお天気ですが

梅雨が明けた先の今年の夏も暑くなりそうですね💦

皆様ご体調にはくれぐれもお気を付けください！！

本日は改めて

「会費制ウェディング」と「ご祝儀制ウェディング」の違いについて詳しくご紹介していきます。
「会費制ウェディング」ってなんとなく結婚式を考え始めたときに

なんとなく耳にすることばだと思います。

まず、もともと日本の結婚式、挙式＆披露宴と呼ばれるウェディングは
式場やホテルで行われるのではなく各家庭、「自宅」で行われていました。
その中で参列のゲストから新郎新婦、家族の金銭的な負担を減らすために飲食などを持ち込んだことが起源で徐々にそれが現金を包むという形に変遷していきました。この「ご祝儀制」は今では日本のウェディングの最たる特徴の一つでもあり最も一般的な形となっていきました。

一方で北海道では独自の変遷をたどっていきます。北海道は明治に入り開拓政策が行われそこに暮らす人々の多くが開拓民でありました。
日本中のさまざまな地域から多くの人が移民として集まり、新たな文化形成を行うなか冠婚葬祭においても土地に根付いた伝統的な風習がなく、さまざまの出身地域の方のさまざまな風習が混ざり合い変化していった結果、ご祝儀制と同じく結婚する2人のために現金を持ち寄るようになりました。
そして新郎新婦、参列者両方の費用負担を出来る限り抑えるために考え出されたのが会費制結婚式の発祥だと言われています。
最近生まれたものと思われていた方もいらっしゃるかもしれませんが、会費制結婚式の歴史は、意外と長く、
北海道の方の間ではポピュラーに親しまれてきた文化なんですね！
「ご祝儀制」、「会費制」どちらも、新郎新婦や相手を思いやる相互扶助の想いが起源となっていることも日本らしい文化といえるかもしれません。

まずご祝儀でいただく金額の7割ほどは
おふたりからゲストの方へ
「おもてなし」としてお礼返しすることが一般的です
具体的にお礼返しとは何かを紐解くと、
この20,000円程度のお礼返しの中で料理、飲み物、引き出物などのギフトを設定するという形になります。

その為コース料理を選択される方が大多数でございました。
稀に会場の着席でのキャパシティ以上のゲスト数で結婚式を行う場合や

カジュアルな雰囲気を演出するためにビュッフェ形式を選択する場合は
メイン料理のお肉やお魚を豪華にしたりBBQやローストビーフのカッティングやデザートビュッフェで華やかな雰囲気になるようオーダーいただくケースが多くなります。

一方で「会費制」にされる場合は、
選んだお料理のランクに合わせて会費設定をする方が多い傾向にあります。

二次会ではない「披露パーティー」や
「1.5次会パーティー」というスタイルだと
15,000円～20,000円くらいの会費設定が一般的です

ご友人のみの堅苦しくないパーティーなら
ご祝儀制ウェディングの料理に比べてコストダウンしたカジュアルなコース料理やビュッフェスタイルの料理でおもてなしをされるというケースも多くなっております。
どちらの方が絶対にいいということでもありませんが、
コース料理だと
基本的にゲストの方は着席しているので
最初は少し厳かな雰囲気でだんだんと皆様ほぐれてにぎやかになっていく印象です。

ビュッフェ形式ですと割と早い段階から
わいわい賑やかな海外のウェディングのような雰囲気がつくりやすくなります。
結婚式をお考えのお二人とお話しすると、
参列したとき披露宴中座りっぱなしだったことが嫌だった！
というお声も多く聞くようになりました。
コースベースだけど動きをつけたいという方は、料理の結びにデザートビュッフェをしてゲストが動きやすい雰囲気をつくるのもおすすめです。
お二人がおもてなしでデザートをサーブしてあげるのもかわいいですよね！

その他に分かりやすい違いだと引き出物やギフトが挙げられます。
「ご祝儀制ウェディング」なら、
引出物として3,000円～5,000円程度の記念品やカタログと
1,000円～2,000円程度の引き菓子や縁起物を
用意することが一般的なマナーとされています。
もちろんお祝いを多くいただくであろう方に対してはご用意するギフトも変わってまいりますので、一律に同じものをご用意するのではなく、手配の段階から意識していく必要があります。

対して「会費制ウェディング」は一般的には記念品はご用意せずとも
1,000円程度のお菓子やプレゼントをご用意することがポピュラーですね。

招待状のいま

会費制、ご祝儀制を問わず、
検討されている方のほとんどが招待状を郵送せずWEB招待状の活用を検討するケースが増えてまいりました。

WEB招待状は
有料のものだけでなく、
無料でつかえるものも多いですし
出欠の確認が容易に行えるという利点もあり
ごみがでない環境を配慮したサステナブルという面でも
今の時代に合致してるとも言えるのかもしれませんね。

大切な方に対して報告とともに直接お手渡しをしたいという方もいらっしゃいますし、
スマートフォンやパソコンをお持ちでない方もいらっしゃるため
WEB招待状と紙媒体の招待状の両方をご用意するMIXスタイルの方もいらっしゃいます。
総括するとどちらが絶対に良いということでもありません。
お二人のご希望、ご参列いただくゲスト層、親御様のお考えなど
全体のバランスを踏まえご検討されることをお勧めします！
私たちA&T　WEDDINGではお二人の条件に合う会場探しからもお手伝いしておりますので是非お気軽にご相談くださいませ！